2018年07月22日

柳河風俗詩

こんにちは。
バリトンのAKI柴田です。
今年、4年振りに再復帰し合唱活動を再開しました。

1985年の第1回定期演奏会から毎年演奏している多田武彦作品。
第34回定期演奏会の今年は、氏の男声合唱組曲の第一作目として1954年に
この世に出た「柳河風俗詩」(詩:北原白秋)を再び取り上げます。

6月22日、梅雨空の午前9時1分、日本最西端の駅、長崎県佐世保駅を出発。
(国鉄民営化前は、より西側の平戸島の玄関、平戸口駅が最西端の駅だった)
JR佐世保線、長崎線、鹿児島線と西鉄天神大牟田線を乗り継ぐこと3時間半、
目的地の福岡県柳川駅に着いた。
歌人・童謡作家・詩人 北原白秋の故郷、柳川市だ。

白秋26歳の時に刊行した抒情小曲集「思い出」の末尾に「柳河風俗詩」と題
する48の詩篇からなる章がある。
その中より、"柳河・紺屋のおろく・かきつばた・梅雨の晴れ間"の4詩が、
多田武彦氏によって男声合唱組曲となった。
以来、数多(あまた)の男声合唱愛好者に愛され歌われてきたことだろう。

三橋(みはしら)神社入口の"銅(かね)の鳥居"の手前に赤い"欄干橋"がある。
その"欄干橋"の真下に水郷柳川の川下りの乗船場があった。
約60分の川下り。川底まで透き通る水郷の流れ・・・は、今は昔。
白秋が育ったころは清らかな川の流れであったことだろう。
水は清らかに流れで廃市に入り、廃れはてたNoskai屋(遊女屋)の人もなき
厨の下を流れ、洗濯女の白い洒布をに注ぎ、水門に堰かれては、三味線の音の
緩む昼すぎを小料理の黒いダアリアの花に・・・。

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川下りは国際色豊か。私が乗船した舟には私を除いて皆台湾からの観光客。
いや賑やかなこと(笑)!

川下りの最後の橋"稲荷橋"を潜ると船着場だ。
そこが、白秋生家口。市内を歩くこと10分、北原白秋生家と記念館に着いた。

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この4詩を読み込むと、幾つかの疑問が生まれる。

1.柳河
馭者の案内する馬車はどのようなコースを走っていたのだろう?

2.紺屋のおろく
このおろくさんとは一体・・誰?

3.かきつばた
昼はONGOのてにかをり・・、夜は萎れて三味線の細い吐息に泣き明かす、
喜びと、悲しみの暗示。
喜び、悲しんでいるひとは、白秋自身なのか?

4.梅雨の晴れ間
柳河では当時、実際にこのような旅芝居の一座が公演することがあったの
であろう。季節はいつ頃なのか・・・。

これらの疑問については、白秋記念館館長の大橋鉄雄様に丁寧にお答えを
頂きました。(後日、団員にみなさんに共有します)

音楽的な技術も然ること乍ら、詩に込められて作者の想いや、鏤められた
独自の遊びなどを考え、イメージしながら合唱作りに励んでいます。

第34回定期演奏会
2018年10月13日(土)14時開演
会場 江戸川総合文化センター(小ホール)

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。


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posted by GUEST at 11:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

練習レポート(6/3)

こんにちは、ベースのろーそくです。
ご無沙汰しております。

さて、私事ですみません。
ずっと茨城にいた私ですが
今年3月末に東京へ戻ってまいりました!

茨城在住は、なんと7年弱に渡りました。

ヴァフナの練習に出席するために、往復4時間!
そのため、日曜に練習があろうものなら、次の日の仕事に備えるため、
飲み会の誘いも断り帰路を急ぎ次の日に備え…。

その点、東京へ戻ってきたので、
練習も飲み会も出席率UP!と思いきや、
新しい環境でバタバタしており、
今のところ前シーズンより悪化しております(涙)

もっとスケジュール管理も含め、頑張らないといけないですね…反省です。


さて、前段の話が長くなりました。

去る6/3は、ポピュラーステージ「YUME」と
メインステージ「青いメッセージ」の練習でしたが、
私は「YUME班」なので、YUMEの練習を取り上げます(笑)

以前、森さんも取り上げていますが、
今回は古めの曲で構成されています。
もちろんリアルタイムで聞いた曲はありません(笑)


突然ですが、あなたの夢は何ですか?

私は小さいころ、電車の運転士になるのが夢でした。
その後は学校の先生、研究者と移り変わっていきましたが、
そういえば就職したあたりから夢はなくなった気がします。

ですが、収録曲のひとつである「いつでも夢を」を歌っていると、
「いつでも夢を持とう」と励まされているような気分になります。

聞き手の皆様をそんな風に励ませるような歌をお届けできるよう、
練習を重ねていきたいと思います。


…私の夢ですか?「あの娘」を見つけることかなあ(笑)
posted by chorwafna at 16:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

🎼 今年も『ハンガリー男声合唱曲集』♬


WAFNA第34回定期演奏会『ハンガリー班』の鎌倉太郎です(笑)


六月に入りましたね。もうすぐ梅雨です。

鎌倉は紫陽花の季節になりました。

昨日の朝、円覚寺で麗しく咲く紫陽花に出逢いました。


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さて、今年も外国曲は昨年に引き続きまして、『ハンガリー男声合唱曲集』を歌います♪


※昨年の定演『夕べの歌』(作曲:コダーイ)です。




今回はコダーイだけでなく、その盟友バルトーク、年齢も1歳しか違わない、正にハンガリーを代表する二人の作曲家の作品を演奏します。

曲目は


・聖イシュトヴァーン王への賛歌(作曲:コダーイ)

・イエスは告げた(作曲:コダーイ)

・四つの古いハンガリー民謡(作曲:バルトーク)


です。


昨日の練習風景です。



団内指揮者によるハンガリー語の練習

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Mさん作成の秀逸なる歌詞資料

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熱心に練習する(?)団員達

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20世紀初頭、コダーイとバルトークは、時には共に、ハンガリー各地の農村部に旅をして、現地でこのままでは滅んでしまう民謡を録音収集し、それを元にして、合唱曲や、器楽曲を多数作曲したのです。このことは私達や、未来の人々に対して先人の残した『最高の贈り物』だと思うのです。その苦労と、その有難さを思うと私はジーンと来て目頭が熱くなります。


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六月は紫陽花だけでなく、花菖蒲の季節でもあります。
(紫陽花・花菖蒲)(コダーイ・バルトーク)時には一緒に美しい花が咲くこともあるのです。

さあ、練習もこれから本格化!

We shall practice hard with brilliant heart.
We can do it!

See you soon.



posted by GUEST at 07:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする