2019年06月15日

北原白秋 歌枕巡り 三浦三崎城ヶ島の旅

セカンドテノールの愚かなる道楽者、鎌倉太郎です。

再びの登場、お許しください(笑)

さて、WAFNAでは昨年に引き続き、
北原白秋の詩を歌います。

『三崎のうた・第二』(多田武彦作曲)です。

詩人北原白秋は、大正2年(1913年)5月から約9か月間、
神奈川県三浦半島の突先、三浦三崎に住んでいました。

その後、小笠原父島、小田原と転居を重ねるのですが、
三浦三崎在住の時によんだ詩や、その想い出を民謡調にした詩に、
作曲家の多田武彦さんが端正に男声合唱組曲にしあげました。

私の故郷鎌倉とも近いので、(道楽の虫)が『づん』と疼きだし、
WAFNA団員有志で、
6/8(土)『北原白秋 歌枕巡り 三浦三崎城ヶ島の旅』を企画致しました!

先ずはやはり、城ヶ島ですね〜
私達の日頃の行いが良い(笑)ので、心配していた雨もあがり、
薄曇りのとても歩くのによいお天気となりました。

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島に渡り、今見ごろを迎えた紫陽花の小径を抜けるとそこに有名な歌碑がありました。

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『城ヶ島の雨』

〽雨はふるふる城ヶ島の磯に 利休ねずみの雨がふる♪

三崎在住の時に、白秋の詩が初めて歌謡になった曲です。

日本歌曲が好きな人にはたまらない名曲ですね。
私ももうかれこれ40年近く雨が降ってくると口ずさんでしまいます♪

この歌碑は昭和24年(1949年)にできたようで、今年で70歳になるわけですね!
時移り、星流れ、春風秋雨幾星霜、風雪に耐えながら、白秋の想いを、
伝えているのですね。名曲とはそのようなものなのです。

隣接する『北原白秋記念館』に立ち寄りました。

そこに、北原白秋が昭和14年(1939年)に書いた文章があり、読んだところ、
あまりの面白さに大爆笑してしまいました。

『この頃、三崎名産(白秋漬・城ヶ島の雨)という瓶詰の昆布煮が無断で売られているのに驚いた。』
『(利休鼠の雨が降る)というのは、どんな鼠が降ってきますか?ときかれて苦笑した。』

※利休鼠:緑色がかった灰色

ユーモアあふれる文章に人柄が偲ばれます。

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その後、島内を散策、この岩に波がぶち当たるのを見て、
思わず某映画会社のことを思い出すのは私だけでは無いはずです(笑)

白秋も同じ景色をみていたのでしょうね。

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(馬の背洞門)まさに『天然の美』ですね♪
ツアー参加のオジサン達です(笑)

今回は城ヶ島だけでなく三崎の白秋が実際に住んでいた場所も訪ねました。
見桃寺(けんとうじ)です。

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日本全国に白秋の歌碑は沢山あるでしょうが、
これは白秋生前、本人出席のもと除幕式を迎えた、
唯一の歌碑です。(昭和16年・翌17年白秋逝去)

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その後、散策中、あるバス停に遭遇しました。

〽惚れりゃ、ねこそぎ西浜がよひ♪

今回歌う組曲『三崎のうた・第二』の終曲『鰤網(ぶりあみ)』
の一節です。

漁師たちが、丘にあがり、『西浜』というところで、
(ねこそぎ)遊んでいるのでしょうね。
この詩の『西浜』がこのバス停の『西浜』かは今となっては知る由もありませんが、
バス停の目の前は、老舗のマグロ料理やさんが現在もあります。

さて、ただ私達は真面目に歌枕を巡っていただけでありましょうか・・・?

その辺りは選手交代で次につづきます!





posted by GUEST at 16:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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